[Azure]Microsoft FabricとOneLake


Microsoft Fabric

Microsoft FabricはSaaSでMicrosoft 365(MS Office製品)を含めて、統合的なデータ分析基盤。

Microsoft Fabric のドキュメント – Microsoft Fabric | Microsoft Learn

OneLake

OneLakeはマルチクラウドも想定したデータレイク。
ITに弱い層でも割と使えるエクスプローラー的な感覚でAzureの各サービスやAWSのS3などをリンクし、データを参照できる。
キャッシュはするけど、実コピーは発生しないとのこと。

OneLake とは – Microsoft Fabric | Microsoft Learn

できそうなこと

イベントでPreview(Public&Private)を紹介していたけど、Azure OpenAIサービスなどと組み合わせるとこんなこともできるのではないかなと思った。

利用者「自社の○と×について時系列にグラフを作って。後、競合他社Aとの比較も。3ヶ月先まで予想も加えて。」

のように入力すれば、解析して検索クエリを自動生成後DBで抽出し、さらにAIで予測して、その結果をグラフにまとめて返すなんてこともできそう。
情報なんて、見たいところ以外が大量に表示されても探すの大変だし、要らないだろうから。
これを顧客向けにするなら、さらにフィルターも入れて・・・と大変そうだけど。

アクセス権はActive Directoryでの管理だから、ここは良いと思うが…他は現在のPMが(AWS/GCP至上主義者で)Azure度外視な人たちだと上からの要求で酷い目に遭う可能性もあり得る。そう思わせるイベントだった。

Microsoft Build Japanのイベントまで2週間を切っている。
米国のは参加済みで中身は大体分かっているけど、アップデートがあるかもしれないので期待。