Linuxのディストリビューションで使用しているパッケージ管理ツールではバージョンが古いのが多いので、新しいバージョンを使用したい場合は手動でインストールする。
タスク
- ファイルダウンロード
- ファイル展開
- パス設定
ファイルダウンロード
コンパイル済みの配布パッケージはIntel 64bit CPUのみサポート。
細かく突っ込むと、Intelにはx86と非互換のItaniumなんてものもあるので、この書き方は微妙。
素直にAMD64と書いておいた方が無難だと思う。Google様。
ファイル展開
wget https://go.dev/dl/go1.18.3.linux-amd64.tar.gz tar xfz go1.18.3.linux-amd64.tar.gz mv go /usr/local/
rootユーザーでダウンロードしたtarファイルを/usr/localに展開する。
公式通り、tarの-Cオプションで展開先を直接指定してもよい。
Linuxの場合、パッケージ管理対象は/usr、管理対象外は/usr/localや/optに入れるスタンスらしいので、そこは留意しておく。
※UNIX(BSD)派なので、そういうものだとして扱っているだけ…興味がないので探求しない。
パス設定
/etc/profile.d/<NAME>.sh
#!/bin/sh export PATH=$PATH:/usr/local/go/bin
/usr/local/go/binにパスを通す。
※profile.dがない場合、/etc/profileに直接export文の一行を書いてもよい。
このパッケージだけではないけど、パッケージ管理されているGoの影響を受けることがあるのでアンインストールしておく。
パッケージの依存関係でアンインストールできない場合、$PATHを後ろに持っていって検索順を変えるなどの対応が必要。